2026.6.17 六十里越街道②本明寺~大滝~注連寺
令和 8年 6月17日(水) 参加者:7名 ガイド:近田
コース:本明寺~追分~大滝(往復)~十王峠~注連寺
今回の六十里越街道トレッキングは、私も大変楽しみにしていた本明寺と大滝山でした。
六十里越街道にはたくさんの見所がありますが、本明寺と大滝山は六十里越街道の中でもち
ょっとマニアック?な名所ではないでしょうか。まずは本明寺。この日は住職がお祓いと案
内をして下さいました。お祓いは大麻(おおぬさ、お祓いのときにバサッバサッと振る、わ
さわさとした紙の付いた木の棒)や刀を使う独特のお祓いで、その由来や本明寺の縁起、山
伏や真言宗について分かりやすく説明してくださいました。その後、即身仏、入定跡を参拝
させていただきました。本明海はその生涯についても大変感銘を受けますが、それと同時
に、本明寺を守り続けて行こうとする住職の志も大変素晴らしかったです。本明寺の後、連
絡道から六十里越街道に入り大滝山へ。木漏れ日があふれる杉林を歩き「左大滝山」と記さ
れた追分石から下って行きます。鉄門海や鉄龍海の石碑があり、当時の行場だったと言われ
ていますが、この日の大滝は水しぶきが涼しい楽園でした。水際の大量のオタマジャクシ
や、澄んだ水の中ではっきりと見えるアカハライモリ、岩肌に産み付けられたモリアオガエ
ルの卵塊も見られ、生物たちにとっても楽園なのだと思います。大滝山から戻り十王峠へ進
みますと、途中の展望所から鳥海山、その麓に広がる庄内平野が美しく、峠の頂上に着けば
月山、姥ヶ岳、湯殿山がくっきりと見えました。十王峠から見える月山は西側は、例年同時
期より雪が少ないように思います。それでも十王峠から見える月山は雄大でした。江戸後期
は大勢の人々がこの景色を見て、心を震わせたのでしょう。昼食後は注連寺まで。途中のヤ
マグワの実が食べごろで、皆さん小さい頃よく食べたことを思い出していたようです。最後
に着いた注連寺は静かで、古の隆盛との乖離に少し切なくなってしまいましたが、変わらな
い景色もあれば、変わる景色もあるのでしょう。風も適度にあり、気持ちの良い爽やかな初
夏の六十里越街道トレッキングでした。最後に本日の宿題となった青い小さな実は「キブ
シ」が正解でした。
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