2019.6.8 六十里越街道トレッキング パート②
令和元年 6月8日(土) 参加者:13名 ガイド:白田孝人 サブ:近田郁子
ガイド研修:伊藤尚人
コース:注連寺~稲荷峠~大網住吉神社~大網番所跡~旧大日坊跡~皇壇の杉~
関谷集落~賽ノ神峠~柳清水~田麦俣集落~七つ滝
今シーズン2回目の六十里越街道トレッキングです。今回歩いた区間は、前回のゴール
地点である注連寺から多層民家のある田麦俣七つ滝です。山越え40キロの中でも最も
人家に近く、ほとんどアスファルトや砂利道になっている区間でが、見所は多く歩いて
いて楽しいコースです。当日の天候は、残念ながら雨模様。傘を差しながらの歩きでし
た。スタートの注連寺は、由緒ある祈祷寺で湯殿山直系四ヶ寺の一つ。明治20年に火
事により焼失しましたが、明治30年に再建され現在に至っています。庄内側の街道は、
幟や道標、案内板がしっかりしてありますが、初めての方は六十里越街道のマップを片
手に歩かれた方が良いと思います。隠れた所に石碑などがあります。今回も「えー!こ
こ行くのー」と声が上がるような穴場もご紹介しました。様々な見所の中で、やはり、
途中の皇壇の杉は圧巻でした。景行天皇の皇子が亡くなった際に杉を植えたとのことで
樹齢は1800年とか?その姿かたちに皆さんビックリだったようです。ゴール田麦俣
は、昭和の30年代まで30軒以上の多層民家があったそうですが、現在は、民宿が1
軒と資料館1軒のみとなっています。かつては、宿屋が7軒ほどあり湯殿山行者で賑わ
った集落も今はひっそりとした感じでした。次回は、田麦俣から旧湯殿山ホテルまでの
山越え区間です。また、違った街道の雰囲気が楽しめますので、ご期待下さい。
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