2019.6.30 今熊山
令和元年 6月30日(日) 参加者:9名 ガイド:真鍋雅彦
戸沢村の最奥部に誘う今神温泉への標識を追いながらひたすら山奥に入って行きます。
「霊場今神温泉」の標識もあり、車窓からの雰囲気も必然と神秘さを増してきますが、
崩落している林道や土砂崩れ現場などを見ながら大丈夫かぁ?と、不安定な雰囲気も醸
し出しはじめます。そんな所が今熊山の登山口です。車から降りると心配した雨も気に
ならない程になっていて、雨雲の合間で登山が出来そうです。登り始めからブナやトチ
ノキの大木が目立ち、奥山の森に抱かれる感じは車窓からの雰囲気を一掃する美林です。
一登りすれば今度は藪の急斜面。滑る斜面をやっとの思いで下りればさらに美しいブナ
林が待っていました。するとその先には「ここに?」「きれい!」と外輪に囲まれるよ
うに“御池”が現れました。神秘的な御池のほとりでランチは至福の時でしたね。でも至
福の時は長くは続きません。ここからが今熊山まで登りのメインイベントの始まりで、
細尾根、急斜面、トラバース、鎖場にロープ、アップダウンの繰り返し・・・。よくも
まぁ、短いルートにこれだけの難所を揃えましたねっていう感じです。ああだ、こうだ
と言いながら一生懸命登りました。予想以上の達成感を感じましたよね。みなさんいい
笑顔です。奇跡的に雨に打たれることなく、稀な登山を経験することが出来た神秘の山
今熊山登山は超ラッキーでした。
0コメント