2019.7.5~7 朝日連峰 咲き誇るヒメサユリを愛でに
令和元年 7月5日(金)~7日(日) 参加者:9名 ガイド:真鍋雅彦
サブガイド:伊藤尚人
1日目:日暮沢登山口~清太岩山~竜門山~竜門小屋(泊り)(所要時間6時間30分)
2日目:竜門小屋~北寒江山~善六池~北寒江山~狐穴小屋(泊り(所要時間5時間30分)
3日目:狐穴小屋~二ツ石山~天狗角取山~粟畑~焼峰~南俣登山口(所要時間9時間40分)
今回の朝日連峰バリエーション登山は、昨年の竜門小屋泊で「三面コースに世界一のヒメ
サユリ群生があるよ。」と小屋番さんから情報をいただき開催に至りました。ただ、場所
と梅雨時期を考えると少しハードな山行かなと心配もしました。しかし、エコプロサユリ
ストの願いが届いたのか、この三日間は本当にラッキーでした。初日の登りこそ稜線に出
るまではがっちり汗を絞られましたが、稜線は爽やかで大朝日岳から以東岳までの主脈、
天狗角取山から障子ヶ岳、小朝日岳から古寺山など支脈の全てをも見渡すことができるほ
どに晴れ渡り、到着後は竜門小屋前でマグロに舌鼓を打ち、陽が傾くまで恒例の朝日山岳
歌を歌いました。天気予報では二日目も三日目も良かったはずでしたが、やはり梅雨の朝
日連峰、霧に覆われて視界がありません。但し降雨にならないところが強運のサユリスト
メンバーです。主脈の花々を愛で、寒江山ではヒナウスユキソウの大群生、そしていよい
よ三面コースに入れば話通り世界一のヒメサユリの群生が待ち受けており笑顔も満開大満
足でした。少し足を延ばして善六池まで行ったところ、大量の残雪に一筋の流れが出来て
いて「ここはどこ?」「氷河のクレバス?」と不思議な造形が見られて、なかなか来るこ
とができない三面コースの魅力を感じることができました。狐穴小屋は霧に包まれておと
なしく屋内で、今宵もIさん音頭でお楽しみ歌会でした。最終日の長丁場は朝日連峰の中
でも屈指の難コースでトラバースや滑る岩稜、ホソ尾根と繰り返すアップダウンに体力を
奪われますが、次から次と現れるヒメサユリに励まされながら歩き通すことができました。優雅なヒメサユリ鑑賞と、達成感十分のバリエーションコースは朝日連峰の多彩な自然と
奥深さを体感できたと思います。これぞ朝日連峰でしたね。
0コメント