2019.7.24 夏の蔵王連峰① 不忘山
令和元年 7月24日(水) 参加者:11名 ガイド:真鍋雅彦
梅雨明けを待たないまま梅雨寒の宮城県に入り、南蔵王登山口硯石から標高1705m
の不忘山を目指しました。標高差は1000m弱で蒸し暑くじっとり汗ばみながら霧に煙
る幻想的な樹林帯を我慢の登りでした。休憩時にはひんやりすることと雨が降らないだけ
ラッキーだねぇと励まし合いながら標高を上げていき、森林限界を抜ける頃からイブキジ
ャコウソウやミヤマシャジン、ウスユキソウ等が現れて元気づき、さらにガレ場を登ると
ミヤマトウキ、キバナカワラマツバ等が増えて、コマクサも見られて蔵王連峰随一のお花
畑が山頂まで続き、カエル石と不忘の碑を通過し不忘山に登頂すると達成感に包まれまし
た。山頂から見られる雄大なパノラマこそ得ることはできませんでしたが、山頂までや山
頂付近も花は多く南蔵王に分布する種と不忘山だけに見られる花々をたっぷり楽しむこと
ができました。小さな葉を付けたカラマツはアキカラマツ、トウダイクサに似た花はハク
サンサイコとホタルサイコでした。さらにはサギソウの仲間タカネサギソウ、山頂に多い
イブキトラノオ、不忘山だけに見られるイワオウギ、一輪だけタカネバラなどなど。不忘
山下山後は、遠刈田温泉の熱~い湯に浸かりキリっと引き締まりましたね。
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