2019.9.23 六十里越街道トレッキング
令和元年 9月23日(月)祝 参加者:11名 ガイド:白田孝人
月山朝日ガイド協会の研修同行者( 近田・一杉 )
コース:旧ゆどのやま~六十里越街道分岐~仙人沢~笹小屋跡~細越峠~護身仏~
護摩壇石~独鈷清水~塚ナラ~弘法清水~蟻腰坂~七つ滝
六十里越街道を歩いてきました。ちょうど台風17号が北上中でしたが、日本海上を進ん
でいるので直接の影響は無いと判断して予定通りの開催でした。集合時には、小雨が降って
いましたが、歩き始めて20分ほどで雨は止み、青空が見えてきました。ただ、上空を吹く
風は強く木々の枝を揺らせていました。その強めの風も気温が高かったので、歩く我々には
逆にありがたく、快適なトレッキングとなりました。今回は、六十里越街道の中でも旧跡や
石碑などが多く存在する区間で、歩いていて飽きないコースです。特に湯殿山一世行人の行
場や山篭所跡、その行人達が達成した2000日行や5000日行を記念した石碑は、当時
の苦労や修行の厳しさを現代に伝える貴重な物です。また、街道には、薬師小屋跡、笹小屋
跡、護身仏茶屋跡、弘法清水茶屋跡など泊り小屋や休み小屋の跡も多く残り、当時の繁栄を
想像させました。今回の最高地点の細越峠周辺からの下りでは、かなり風の強さが増しまし
たが、独鈷清水に着いた頃には風は止み、一転して真夏のような暖かさになりました。終点
の七つ滝には、午後2時頃に無事到着。台風の影響を心配して参加された皆さんの顔も達成
感で嬉しそうでした。次回は、いよいよ、街道一の難所を歩く区間です。ご期待下さい。
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