2019.10.6 小又山
令和 元年10月6日(日) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
みちのくのアルプスと呼ばれ、原始性を漂わせる神室連峰の最高峰小又山に行ってきま
した。近年の土砂災害による林道の工事が心配されましたが、今回スタートの大又口方面
へは行くことができました。登山前日まで雨が降り当日も大方雨だろうと望みましたが、
スタート地点で青空が広がる天気にテンションがあがり、結局雨具要らずの登山日和に恵
まれました。なにしろ小又山への登山道は急峻極まりなく濡れた登山道が心配だっただけ
に、皆さん好天に大喜びしたわけで、やっぱりSさん効果を与ったようですね。急峻な登
山道は六合目の分岐越途1,191mまで。キノコを採って、木々の間から見え隠れする、神室
山、天狗森山、小又山などを見ながら汗は絞られましたがスムースに登れました。越途か
らはブナの美林が続く緩い尾根歩きで快適に歩くことができます。森林限界を超えると目
の前にドーンと小又山が現れて、V字谷の向こうに見える主稜線上には鋭鋒灯打岳が現れ、
高度感と稜線の美しさに歓声を上げました。山頂からは神室連峰全域、赤く染まった虎毛
山などを見渡すことができ、ゆっくり脳裏に焼き付けてきました。もちろん復路も急峻な
登山道に集中力を切らさずに無事下山しました。
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