2019.12.7 低山と温泉シリーズ⑥ 黒森山・四方山
令和元年 12月7日 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
温泉:鳥の海
宮城県南部の海岸線と平行に長く連なるのが亘理地塁で、両側が断層でずれ落ち断層崖
となっていて、硬い中央部が帯状に残っている山地です。地塁西側の角田市、丸森町方面
は脊梁山脈に挟まれた盆地性気候になり、東側の亘理郡一帯は沿岸気候の温暖な地域にな
っていてイチゴ栽培が盛んなところです。福島県境になれば標高が高くなってきますが、
今回は300mに満たない山地を歩きました。といっても、尾根からの展望は良く、森の
見晴台からは亘理町一帯と牡鹿半島まで、太平洋に浮かぶ船もくっきり見えます。黒森山
からは阿武隈川が横切るロケットで有名な角田市一帯から、冠雪の蔵王連峰、二口山塊、
舟形連峰の山並みが広々と見えて、四方山の展望台からは文字通り四方八方360度の雄
大なパノラマを堪能できました。海と山両方を眺められる贅沢なトレッキングでしたね。
ちなみに登山口にある「月山神社」の読みは“ツキヤマジンジャ”で月讀命が祀られていま
す。入り口は冷気と霊気に包まれていましたね。
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