2020.9.6 湯ノ沢岳
令和2年 9月 6日(日) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
9月に入っても真夏日や猛暑日は当たり前になってきています。この土日も猛烈な暑さで
したが、湯之沢岳登山の日曜日は時折風が吹き抜けてブナの木陰も涼しく、噴き出す汗を引
かせながら、暑いながらもパンチの効いた登りを攻略して登頂できました。湯之沢岳は10
00mに満たない山ですが、登山口からの標高差は800m以上あり、急登の連続で鎖場や
岩稜地帯もあり変化に富んでいます。また、色白のブナ林が美しく気持ちを和ませてくれま
す。この日は朝から雲一つない真っ青な空で、小ピークや尾根からの展望がこの上なく素晴
らしい!臥牛山の名称を持つ月山の牛の背には、一の岳、仏性岳、おもわし山、大峰の小ピ
ークが並び、西斜面の山体崩壊した荒々しい様子も見られて、海岸線に目を移せば出羽富士
の名が相応しい鳥海山の綺麗な裾野が立ち上がる絶景、日本海上には男鹿半島の山並みも見
られて、眼下には米どころ庄内平野の収穫を前にした黄金色に染まりつつある田園風景も見
事でした。お昼はたっぷり時間を取って、所要時間6時間45分満足の展望登山でした。
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