2022.10.10 柴倉山
令和4年 10月10日(月)祝 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
コース:黒伏高原登山口~福禄山鞍部~柴倉山山頂~姥地蔵~粟畑~林道終点
(所要時間約7時間30分)
体育の日からスポーツの日になった10月10日、東根市J×Jスキー場下部から柴倉山に登り
縦走してきました。10日は好天の確立の高い日ですが、大荒れという天気予報に悩まされな
がら当日を迎えました。しかし、最初の渡渉地点も心配要らず、まずまずの天気にほっとし
て、それでも1,000ⅿ以上はガスに覆われて展望は得られず、まずは580ⅿ程の標高差をグイ
グイ登り上げることに徹しました。するとどうでしょう!今回は見ることができなかったピ
ラミダルな柴倉山の基部に取りついた途端に、周りのガスが見る見るうちに消えて雲海の展
望に変わり、諦めていた眺望が開けたのです。急峻な山頂までの道のりは意外に遠く、自然
物はもちろん鎖にも取りつきながら狭い山頂に出ました。するとそこからは、どっしりした
船形山の山容が浮かび上がり、白髭山から続く二口山塊までの山並み、さらにそこから続く
蔵王連峰までが雲海に浮かぶ絶景の眺望でした。西には次に登る黒伏山の切り立った岩壁
と、白森、銭山、福禄山を繋ぐ稜線が見えて次回の楽しみに触れることもできました。下り
はまたガスに隠れて眺望はなくなりましたが、黄色になりかけた一帯のブナ林を愛でなが
ら、癒しの下りでしたといっても、そこまでの道のりがトラバースとアップダウンの連続に
みなさん口をそろえて「大変な山だったね」「ハードだっけね」と。次は、ピラミダルな柴
倉山とおぼこを眺めたいですね。
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