2025.7.4~5 大朝日岳日帰り登山 朝日鉱泉後泊

令和7年7月4日(金)~5日(土) 参加者:6名  ガイド:伊藤尚人 

1日目:朝日鉱泉登山口~二合目(出合)~中ツル尾根コース~大朝日岳 往復

                       (所要時間:11時間30分)

宿 泊:朝日鉱泉ナチュラリストの家

 岳人憧れの朝日連峰の中でも主峰大朝日岳の存在感は群を抜いています。登山口も複数か

らアクセスできますが、今回は急登で名高い中ツル尾根コースを選びなおかつ日帰りにて憧

れの大朝日岳を往復してきました。本コースの特徴は尾根の取り付きまで沢沿いのトラバー

ス道が続きます。足場が悪かったり徒渉があったりと、なかなか気を抜けません。やっと尾

根に取り付くと山頂までの距離は約4キロですが標高差は1200メートル以上と清々しい

までの急登となっています。しかし急登以上に難易度を上げたのが暑さです。今年は6月から

異常な高温日が続きこの日も例外ではありませんでした。水の重さも重なり、二合目からは

苦しい登りを強いられました。我慢の登りが続きましたが6合目付近からは風が吹き始め、少

しづつ歩きやすくなりました。その反面眺めは下り坂で、山頂近辺はしぶとい雲がかかって

います。登山道沿いのお花たちに助けられ、最後は寒いくらいの風の中、真っ白な大朝日岳

に登頂することができました。「山頂の標識なかったらどこだかわがんねっけねー」との声

もありましたが、みなさんやり遂げた表情は達成感に満ちていましたね。下りも同様に長い

行程で話をする気力もなくなりかけましたが、無事に朝日鉱泉までたどり着くことができま

した。さすがにくたびれましたね。今回は後泊プログラムですので、下山後に即風呂、即食

事というのは贅沢極まりないものです。美味しい食事にハードだった今日を振り返り、ぐっ

すりと休むことができました。翌朝は雨の音で目が覚めましたが、帰る頃には大朝日岳の山

頂が姿を現しました。また来いってことだよな、と眺めるみなさんの表情は青空のように晴

れ晴れとしていました。

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