2025.8.28~29 以東岳(8.27~28から日程変更)
令和7年8月28日(木)~29日(金) 参加者:5名 ガイド:伊藤尚人
1日目:大鳥登山口~七曲り~大鳥小屋~直登コース~以東小屋宿泊(8.5h)
2日目:以東小屋~以東岳山頂~オツボ峰~大鳥小屋~七曲り~大鳥登山口(7h)
朝日連峰の主稜線で最北西に位置する以東岳に山頂の以東小屋泊で登ってきました。以東岳
といえばどっしりした山容が特徴で、遠くから眺めると朝日連峰の中でも特に存在感のある
山です。予定した27日が前線の通過により雨のひどい予報だったため、一日ずらしての催
行となりました。歩き出しから沢沿いの道が続きますが、やはり前日の雨の影響が大きかっ
たのか沢はごうごうと音をたてて増水していました。大鳥池までは長い長い道が続きます
が、10に区切られた番号を目安に辛抱強く進みます。到達した大鳥池からは以東岳山頂と
小屋がはっきりと見え、これから始まる2回戦に気合が入ります。東沢の出合では増水によ
り東沢の徒渉がありましたが、なんとか越えられる水量でした。ここからは直登コースで一
気に高度を上げます。暑いは暑いのですが、真夏とはもう違う、秋を感じさせる風のおかげ
でなんとか登り上げました。まるでクマの毛皮を広げたような大鳥池が眺められる場所に上
がると一気に視界が開けます。ここからは登りのつらさはどこへやら、素晴らしい尾根歩き
が楽しめました。抜群の眺望の中到着した以東小屋はまだ新しく、木の香りがただよう小屋
です。夕日に星空に贅沢な一夜を明かしました。翌朝も大朝日までの主稜線の眺めがばっち
りで幸先の良いスタートとなりました。オツボ峰コースは視界良好な尾根歩きが長く楽しめ
るおススメのコースです。お花畑も存在し、マツムシソウやリンドウに歓声があがりまし
た。憧れの朝日連峰縦走路、見えてしまったからには行ってみたくなるのが人情です。来年
はどうしましょうかね。
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