2025.10.3~4 大朝日岳(竜門小屋一泊)
令和7年 10月3日(金)~4日(土) 参加者:5名 ガイド:真鍋雅彦
初 日:日暮沢登山口~ゴロビツ~清太岩山~ユーフン~竜門避難小屋
二日目:竜門避難小屋~西朝日岳~大朝日岳山頂~古寺山~ハナヌキ峰~日暮沢登山口
一泊して錦秋の朝日連峰を存分に楽しんできました。二日間の天気予報は問題なさそうで
ルンルン気分で登山口に到着。するとビックリ!なんと日暮沢登山口の駐車場が溢れる程の
満車状態になっていました。聞くと、古寺駐車場が有料になったことで、駐車場が広くなっ
た無料の日暮沢から登る人が多くなったような。登ることに問題はないので、颯爽と?急登
に挑み、ヒンヤリとした空気に包まれながら一歩一歩朝日連峰を楽しみます。樹林帯のブナ
の黄葉はまだ早いですが、標高差が1,000mを超えるので高山の紅葉を楽しみに登れました。
高山帯になる清太岩山に上がると遮るものがなくなり、朝日連峰の主稜線が見えて青空に白
い雲、峰々の紅葉が出迎えてくれて、頑張って登った苦労も忘れます。太陽と雲の動きに紅
葉の彩りが変わり歓声を上げながらユーフンを越えて竜門山の分岐まで来ると、今度は主稜
線のまた鮮やかな紅葉にくぎ付けにされながら、ゆっくり避難小屋に到着できました。小屋
は徐々に込み始めて、とうとう食事は外でとることになってしまいましたが、風もなく見晴
も良かったので、これはこれで満足でした。夜から朝方にかけての天体ショーは物足りなさ
もありましたが、気持ちいい朝を迎えて大朝日岳に向かって出発です。当然二日目も錦秋の
中を悠々と歩き、何度も何度も見渡しながら主稜線歩きを満足しながら大朝日岳に登頂する
という、テレビ番組のような良いとこ取りの行程でした。下山も小朝日岳までの紅葉が素晴
らしく、彩りの違いや大朝日岳の雄姿に後ろ髪をひかれるような贅沢な気分で下りてきまし
た。長丁場の周回コースは朝日連峰の醍醐味が詰まっていて、疲労感以上に達成感と満足感
に浸れた山行になりました。
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