2019.8.17~18 西吾妻1泊2日稜線トレッキング
令和元年 8月17日(土)~18日(日) 参加者:7名 ガイド:真鍋雅彦
初 日:天元台リフト~人形石~藤十郎~東大巓~明月荘泊(所要時間:5時間)
二日目:明月荘~藤十郎~人形石~大凹~凡天岩~西吾妻山頂~天狗岩~
カモシカ展望台~リフト(所要時間:6時間30分)
猛暑日が続く下界から抜け出して吾妻連峰一泊納涼登山に行ってきました。吾妻連峰
に黒い雲が覆いリフト乗車を遅らせて出発でした。リフトを乗り継いで降り立った標高
は1820m。リフト乗車中は寒かった~。暑い下界から抜け出した甲斐があってゆっくり
人形石に向かうことに。人形石で昼食を終えて出発する頃には厚い雲の合間から青空が
見えるようになって、進むごとに晴れる天気に喜び、遮るものがない伸びやかな稜線に
歓声を上げて、キンコウカが広がる草原を楽しみながら東大巓までの静かな山旅。その
先に続く縦走路、一切経山や東吾妻山まで綺麗に望むことができました。明月荘に着い
てから広大な湿原散策でまったり時間を過ごして、夕食後は満点の星空を眺めて至福の
就寝。雨も風もない一夜を過ごせば二日目はさらに晴れ渡り、朝日連峰、飯豊連峰、蔵
王連峰はもちろん、村山葉山、残雪の月山、白鷹山などなじみ深い山々まで見渡すこと
ができました。進行方向には会津磐梯山と猪苗代湖、これから登る凡天岩、西吾妻山が
彼方に見えて、歩は爽快にかつ惜しみながら進みました。凡天岩に着く頃から静かな山
旅は変わって、百名山を目指す人が多くなり賑やかに。日帰り登山とは違って重い荷を
背負って辿り着いた西吾妻山頂は格別でしたね。帰路のリフトも気持ちよく、そよ風に
吹かれながら米沢の市街地を見下ろしながら納涼登山が終了するとともに、下界の暑さ
の現実に戻ることになりました。
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